OTCの仕事が嫌だという利用だけで、調剤に異動するとどうなるか?そんなお話をストーリー形式でお話しします。
つまり、現状が嫌だという理由だけで転職するとどうなるか?の問いに近い答えが得られるということです。
もちろん、すべての方が当てはまるとは思いませんが参考にはなるかと思います。
それでは第2章の始まりです!
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第1章:仕事へのやる気が無くなった
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第2章:会社を逃げるように辞めた
OTCの仕事が嫌だという理由だけで調剤に異動しました。
OTCの頃から薬の知識を学ぶことは大好きだったので、調剤業務の滑り出しは悪くありませんでした。
しかし、調剤で配属された店舗は駅前にあるとても忙しい店舗。病院が遅くまで診察をしていることから、最も忙しくなる時間帯は夕方以降です。
薬歴は薬局閉店後に書くので、遅番だと終電ギリギリまで勤務。
翌日が早番だとただ寝るだけのために家に帰る生活だったので、だんだんと心が消耗していき、ついには会社に行きたくないと考えるようになりました。
勤務先の駅に電車が到着しても、体が動かない・・・。このまま電車に乗っていたらどこに着くのだろうか・・・。と現実逃避するように・・・・。
ここでやっと、電車の発進ベルで目が覚め、ぎりぎりで電車を降りる・・。
そんな精神状態で、嫌々ながら仕事をする状態。当然、薬剤師として許されない、調剤ミスが増えていきました。
このままじゃ良くないと思い、悩みを上司に相談。辞めたい旨を伝えても、なぜか引き留められてしまいました。
ただ精神的にとてもつらかったので、勇気を振り絞って心療内科を予約しようとしたところ、年末年始という時期が重なったせいか、すぐには予約を取れず・・・。
なので、結果的に受診はしなかったので、正式にうつ病と診断されたわけではありません。
嫌々調剤するという仕事に対する向き合い方に疑問を持ち、もう一度上司に相談したところ・・・・、
「お前、薬剤師向いてないよ」と言われ、完全に精神が崩壊。
その言葉がきっかけで退職を決意し、逃げるように会社を辞めました。
無理やり会社を辞めたので、信用も仲間も何もかも無くし、ついには薬剤師自体を辞めたいと考えたことさえもあります。
しかし、半年間ニートをして、1ヵ月旅をして、それが自分という存在を見つめ直すいい機会にもなり、もう一度薬剤師として働きたいと思うようになりました。
今だから言える!当時の改善点!
はい!ここまでが、第2章になります。
いざ当時を振り返ってみると、ほんとダメダメな薬剤師ですね。
旅しちゃう時点で、こいつ大丈夫かって思っちゃいます。
まあ、そんなこんなで今だから言える当時の改善点!
①辞めるという言葉を中途半端に口にした
中途半端な気持ちで辞めるを口にすると、引き留めにあった時断れなくなります。
辞める!と思ったら絶対辞めるんだという気持ちで口にしないと、嫌々仕事をすることになるのでお互いにいいことはありません。
②自分の適性を知らず異動した
OTCが嫌になり調剤に異動しました。
OTC時代でもいえることですが、結局何が嫌で仕事辞めたのでしょうか?
そこを追求しないとまた同じようなことを繰り返し、いたずらに転職回数が増えていきます。
③旅をした(?)
1ヵ月旅をしました。その期間一度も家に帰っていません。え?って感じですよね。
その結果こうなりました。
社会不適合者になった
その続きを第3章で紹介していきたいと思います。
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第3章:薬剤師転職活動でしくじった!
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