- 退職代行って何?
- 薬剤師が退職代行するメリットやリスクを知りたい!
このような悩みを解決できる記事を書きました。
この記事を書いた人
運営者情報 | ≫こちらに記載しております |
職業 | 薬剤師 |
経歴 | ドラッグストア(OTC・調剤)→貿易会社→製薬メーカー |
年齢 | 30代 |
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退職代行(たいしょくだいこう)とは、あなたが会社を退職したいと思った場合、あなたに代わって退職の処理をしてくれるサービスです。
「退職代行サービスは安全なの?」「高額請求されない?」など、まだまだ業界の認知度として不十分ですが、正しく利用すれば簡単に安全に退職できます。
が!しかし!
結論からいうと、薬剤師は退職代行を使うべきではないです!
なら、どうやって辞めたらいいでしょうか?
記事の後半では、どうしても退職代行サービスを使いたい薬剤師向けに口コミや評判、料金など比較して徹底解説しています。
最後まで読めば退職代行について徹底理解できますよ。
退職代行サービスってなに?
退職代行とは、あなたに代わって弁護士や代行業者が退職手続きをしてくれるサービスです、
ここからは退職代行について詳しく説明します。
退職代行サービスの概略
薬剤師として働き、仕事を辞める決意をして上司に退職したい旨を伝えると、薬局長や店長から「無理に引き留められる」「嫌がらせを受ける」といった話を聞いたことがあると思います。
このような会社が辞めさせてくれないといった問題などから、あなたの代わりに退職届を出してくれるのが退職代行サービス。
より具体的に説明すると、会社を辞めるとなかなか伝えられない人に変わりに、退職代行業者が事務手続きを一手に引き受けて手数料を払うという流れです。
旦那
今の職場の件で
退職代行依頼しました。
パワハラもそうだけど土日に給与出ないのに仕事練習(9時間)させられるのがもう耐えられないことや今までの事や明日仕事となり…色々と2人で話しあいをしました
旦那の意志を尊重し、今後のことは…— ブラックゆうゆう@沼津移住 (@lovelive_0725ts) January 23, 2022
上記のようなケースでは、パワハラで心理的に委縮してしまい、簡単に辞めさせてくれない・・・。
こんな環境下で働く薬剤師でも、簡単に退職が出来るのが退職代行の最大のメリット。
最近では薬局やドラッグストアでもブラックな働き方を強要する事実があることから、穏便に会社を辞められるといったメリットがあります。
退職代行は肯定的な意見が多い
退職代行について否定的な意見を持つ方もいるかと思いますが、実は「退職代行を利用して会社を辞めるのはありえない」と考える人は25%。肯定的な意見を持つ人は75%という結果となっています。
(出典:退職代行のイメージに関する調査報告書)
肯定的な意見としては、「バックレるのではなく、きちんと退職手続きをしている」「そもそも退職手続きを受け付けてくれないなら使うべき」などといった意見があります。
因みにですが、アンケート結果によると50代以上の人が退職代行に否定的な意見を持つ割合が多かったので、どちらかというと若い世代には受け入れられているサービスであるといえます。
退職代行利用者は今後増える
近年は退職代行を利用して辞める人が増えています。
なぜなら、退職代行の認知率は約60%、経験率は約30%と、退職代行が世の中に浸透していることを感じさせる結果があるからです。
(出典:退職代行の認知率は63.9%「退職代行サービスに関するアンケート」結果発表)
一昔前と比較すると現在は労働環境がだんだんと改善されてきてますが、退職代行サービスの登場によって、手間やわずらわしさの負担を軽減してくれる最後の砦としての役割がますます期待されています。
薬剤師が退職代行を利用するメリットとは?
ここからは、薬剤師が退職代行を利用したメリットを解説します。
ストレスが減る
ほとんどの薬剤師は退職を直属の上司に話を切り出し、話し合って退職を決めます。
しかし、無理な引き留めや、退職に応じないなど様々な事情から簡単に退職できないといった事態が発生します。
辞めたいのにやめられないという心理的負担が増す一方で、ずるずると仕事を続けるのは精神衛生上良くありません。
第三者が介入するだけでも、薬剤師のストレスを大きく減らすことが可能です。
確実に仕事を辞められる
退職代行を利用すれば確実に仕事を辞めることが出来ます。
なぜなら、民法627条に法律上の取り決めがあるからです。
民法では期間の定めのない雇用契約については、いつでも解約の申入れをすることができるとされており、解約の申入れの日から、2週間で終了することとなっていますので、会社の同意がなければ退職できないというものではありません(民法第627条)
会社の労働規則に「退職は○○ヵ月前に申し出る必要が有る」と書かれていても、就業規則より民法が優先されるので、退職の申し入れから2週間で辞めることが出来ます。
上司と話さなくていい
退職代行を利用する一番の理由が、「上司と話さなくていい」「上司と会わなくていい」というケース。
退職代行は、最短で即日から上司との接触を避けることができます。
退職を伝えると人が変わったようにパワハラや嫌がらせをしてくる人も一部いるので、上司や先輩に会わずに退職できる点は大きなメリットとなっています。
また、「退職代行を利用すると会社から訴えられないか」という心配をする人がいますが、労働基準法で以下のように定められているので問題はありません。
使用者は, 労働契約の不履行について違約金を 定め, 又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない
出典:労働基準法第16条
退職代行のデメリットとリスクとは
退職代行の利用前に必ず知ってほしい注意点があるので解説します。
お金がかかる
薬剤師に関わらず、雇用された労働者であれば退職するのにお金は1円も払う必要はありません。
退職代行を利用することで。3~5万円の費用が発生してしまいます。
弁護士資格を持たない退職代行業者がある
退職代行は弁護士資格を持たなくてもサービスの提供ができます。
具体的には「退職届を提出するまで」です。
法的なアドバイスや退職金・残業代の請求、有給調整、損害賠償の対応は弁護士資格を持った業者でないとできません。
弁護士資格をもたない退職業者も世の中に存在しているので、選ぶ際は慎重になる必要が有ります。
退職代行サービスの流れ
退職代行サービスの基本的な流れは以下の通りです。
- 退職代行サービスに連絡
- 打合せ
- 費用の支払い
- 退職代行が会社へ連絡
退職代行を利用すべきでない薬剤師と利用べき薬剤師
退職代行について色々説明してきましたが、メリットとリスクをしっかり理解した上で利用すべきです。
会社に雇わてれいる薬剤師なら退職の自由は法律で保障されているので、安易に退職代行を利用する前に一歩とどまってみましょう。
ここからは、退職代行を利用すべきでない薬剤師と利用すべき薬剤師について解説していきます。
薬剤師なら退職代行を使わない!使うべきではない人
記事の冒頭で薬剤師なら退職代行を使わないほうが良いと言いましたね。
会社に退職をつたえるのがなんとなく気まづいし面倒だから・・・。
このような理由で退職代行を利用する人は沢山いますが、なにもお金を払ってまで辞める必要はありません。
退職代行サービスを利用するには、一般的には3~5万円程度が相場。
薬剤師が3,4日働いてやっと手に入る金額を払って辞める必要はありません。
退職はタダでできます。
3~5万のお金を払って辞めるくらいなら、ちょっと高めの贅沢をしたり、有給を取ったりして気分転換をし、退職についてゆっくり考える時間を持つことが可能。
自分の考えがまとまることで冷静になり、仕事を続ける、きちんと自分の意志を伝えて辞める、といった判断が出来ます。
薬剤師の転職が有利な時期を解説した記事はこちら▼
薬剤師の転職時期っていつ?わたしはこうして辞めました。
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働きたくない気持ちを前向きに考える方法を解説した記事はこちら▼
薬剤師の働きたくない気持ちに向き合う!自己対策とキャリア回復のヒント
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また、薬剤師が取り巻く環境は特殊です。
薬剤師会、調剤薬局、出身大学といった横のつながりが強い職種だからですね。
先に会社を辞めた人と転職先でばったり出くわすなんてことも結構あったりする業界。
まだまだ退職代行に対してネガティブな意見を持つ人はたくさんいます。
などなど、退職代行に対してありえないと感じている人に、新しい職場で出会ってしまったら・・・。
横のつながりが他業種と比べると強い薬剤師は、運が悪いと自分の評判を落としかねない事態になります。
退職代行を利用すべき薬剤師
退職代行を利用すべき薬剤師は
- 退職を申し出ても受け付けてくれない
- 嫌がらせやパワハラを受け精神的に参っている
このような理由の場合、退職代行を通して退職を申し出れば辞めることができます。
とくに嫌がらせやパワハラについては早急に対処しないと、あなたの生命にかかわってくることなので積極的に相談してみましょう。
退職代行ランキング【7社】
ここからは退職代行をランキング形式で紹介します。
「①即日退職」「②相談無料」「③弁護士・労働組合サポート」の3つの条件を兼ね備えた、信頼の高い退職代行サービスです。
弁護士法人みやびの退職代行サービス
「弁護士法人みやびの退職代行サービス」の特徴は、優れた法的専門知識と経験を持つ弁護士たちから構成されている点です。
退職に関連する法的手続きや労働法の規定について的確なアドバイスや指導はもちろん、交渉の進行状況に応じて、最適な解決策を見つけるために綿密なコミュニケーションを取りながらサポートしてくれます。
弁護士の強みを最大限活用し、なるべく費用を抑えられてる点でも予算内でサービスを受けることができます。
退職代行ガーディアン
退職代行ガーディアンは、東京都労働委員会に認証されている「東京労働経済組合」が運営しています。
労働組合は法律によって退職希望者の代理人となったり、企業との交渉を行うことが許可されているのが特徴です。
一般の企業が提供する退職代行サービスでは、第三者を介して退職の伝達や代理人による交渉を行うことは、弁護士法に違反する可能性あり。
しかし、労働組合が運営するサービスを利用することで、トラブルに対応してもらえるため、スムーズな退職が実現できます。
また弁護士事務所が運営する退職代行サービスには安心感がありますが、費用が高くなる可能性もあります。
低費用で手軽に利用出来て、確実性の高いサービスを求めるのであれば、労働組合運営の退職代行サービスはベストな選択と言えるでしょう。
ネルサポ
ネルサポの最大の特徴は値段設定です。
退職代行が22,000円(税込み)や内定辞退代行が11,000円(税込み)という料金は、他のサービスと比較して非常に魅力的な価格です。
特に、予算に制約のある方にとっては、ネルサポの料金設定は魅力的な選択肢となるはず。
ネルサポでは、リーズナブルな価格に加えて、専門家の知識と経験、迅速な対応、プライバシー保護などの高品質なサービスも提供しています。
料金のリーズナブルさと品質の両方を兼ね備えたサービスを提供することで、顧客満足度は高めです。
退職代行ニコイチ
退職代行サービスのニコイチは、近年実績を積み上げているサービスで、株式会社ニコイチが運営しています。
電話代行を専門とし、弁護士の監修の下でサポートをしています。
創業18年という比較的歴史のある会社で、2022年4月時点で34,491人の利用者数です。
料金は27,000円で、追加費用はありません。
最安値ではないものの、退職代行サービスの相場としては平均的な金額です。
退職代行サービスニコイチの特徴は、2か月間のアフターフォローや転職のサポートが充実しているので、再就職を検討している人にとってかなり利用しやすいです。
一方で、手続きの流れがわかりにくいという点が残念です。
退職する会社への連絡方法は、SMSで文書を送るだけ。
ただし、退職書類には代行業者への委任が記載されているため、後で上司との電話が必要ありません。
ニコイチとのLINEでのやりとりは迅速で、代行依頼をして半日ほどで会社に退職の意向を知らせることが可能。
相談は無料なので、実際にLINE相談を利用してサポートの質の対応を確認することもできます。
「男の退職代行」「わたしNEXT」
男の退職代行は、男性に特化した珍しいタイプの業者で、連絡のスピーディさに定評があります。
男性の労働環境を熟知したスタッフがサポートし、女性向けには「わたしNEXT」というサービスも提供しています。
正社員の退職代行は税込26,800円で、公務員や派遣・内定辞退にも対応し、交渉や異例の退職代行サブスクも可能です。
退職書類のテンプレも用意されており、創業16年の実績ある労働組合が運営しているため安心です。
全額返金保証もあり、まずは相談から始めることが出来ます。
退職代行サービス【辞めるんです】
一部の退職代行サービスでは、会社に退職を認めさせることに失敗し、料金を返金せずに連絡が途絶えるケースもあると言われています。
このような事態を避けるため、料金を先に支払うことは少し不安ですよね。
しかし、「辞めるんです」では業界初の後払い制度を導入しており、利用者は退職代行の成功を確認した後で料金を支払うことができます。
また、相談や申込みの手続きも気軽に行えるようになっています。
他のサービスではメールや電話しか対応していない場合もありますが、 「辞めるんです」では基本的にLINEを利用しています(電話も可)。
これにより、やり取りが手間に感じずに利用できますし、連絡を見逃す心配もありません。
さらに、「辞めるんです」は24時間365日いつでも相談が可能です。
休業日であっても後日連絡する必要はありませんので、退職の決意が固まったらすぐに退職代行の手続きを進めることができます。
心配をせずに利用できる便利なサービスです。
転職サイト名 | 総合評価 | 料金 | 特徴 |
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55,000円 |
即日円満退職 | |
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29,800円 |
法適合の労働組合が運営
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20,000円 |
業界最安値 | |
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27,000円 |
成功率100% | |
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26,800円 | 全額返金保証 | |
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29,800円 |
女性専門 |
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27,000円 |
顧問弁護士あり |
退職代行サービスのまとめ
退職代行は、3~5万円の範囲で会社に退職の意思を代理で伝えてくれる便利なサービス。
嫌がらせやパワハラ、なかなか退職を受け入れてくれない環境で働いているなら、退職代行はあなたの強い味方になってくれます。
一方、会社に雇われている薬剤師は退職の自由が保障されている事も事実。
会社との交渉は弁護士しかできないので、利用する際は気を付けて選びましょう!
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました!
あなたの人生がより良くなることを影なら祈っています。
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転職サイト名 | 総合評価 | 特徴 |
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