「働くなら派遣とパートどっちがいいの?」
「どんな働き方が自分に合ってる?」
どっちの働き方がいいか迷いますよね。
今回は「薬剤師の派遣とパートの違い」についてまとめた記事を書きました。
あなたに合う働き方はどちらなのか?を知るには、それぞれの働き方を知る必要があります。
ぜひ参考にしてみてください。
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派遣薬剤師の登録で気を付けるべきこと。信頼できる派遣会社の見分け方は?
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目次
派遣薬剤師とパート薬剤師は雇用主が違う
派遣薬剤師とパート薬剤師の1番の違いは、雇用契約を結ぶ相手が違う点です。


結論からいうと、派遣薬剤師が契約を結ぶ相手は派遣会社、パート薬剤師は勤務先の企業が雇用主になります。
給料の支払いは派遣の場合だと派遣会社、パートは勤務先の企業から支払われることになりますね。
なので派遣薬剤師の給料日については勤務先の企業が定めた日ではなく、派遣会社が定めた日になるので注意が必要です。
有給取得や退職の手続きに関しても派遣会社とやり取りすることになります。
すぐに雇用条件を変えたいと思っても、派遣薬剤師はパート薬剤師に比べすぐには変更できません。
たとえば、「子供の帰宅時間が来月から変わったので、18時から17時までの勤務にしてほしい」場合・・・。
パート薬剤師なら上司に直接相談すればすぐに答えを得ることが出来ますよね。
派遣薬剤師だと・・・・まずは派遣元会社の担当者に相談しなければいけません。
その後、葉金担当者が派遣先に相談をして、可能なら契約変更の手続きをする・・・。の流れになっています。
派遣で働くと臨機応変に勤務時間を変えられないデメリットが発生してしまいます。
仕事を始めるまでの流れも違ってきます。
パートで働こうと思った場合なら、まずは勤務先の企業と面接をしますよね。
派遣薬剤師の場合だと、派遣会社の説明を受けた後派遣会社の登録が必要です。
派遣会社の担当者と面談をし、勤務地や時給、自分の希望などを伝え、その内容に沿った仕事が紹介されます。
紹介された仕事が自分の希望条件に合えば派遣先で仕事を始めます。
薬剤師の場合はほとんどが登録型派遣になるので、派遣会社に登録した時点では雇用関係は結ばれていないので安心してください。
仕事が始まる時点で雇用関係が発生するので、派遣会社の説明に納得しなければ登録を辞退することが出来ますよ。
なので、派遣契約は派遣期間の終了とともに終了します。
派遣薬剤師とパート薬剤師は雇用期間が違う
派遣薬剤師とパート薬剤師の2番目の違いは雇用期間です。
パートで働くなら、ルバイトと同様、雇用期間が設けられてない場合が多いですよね。
しかし、派遣だと同じの派遣先企業で働ける期間は最長で3年と決まっているのです。(2020年現在)
例外もありますが、契約が無期雇用だったり、正社員雇用や労働者が60歳以上という稀なケースです。
派遣は契約期間が決まっており、最大3年としてします。
【パート】
雇用期間は決まっていない
【派遣】
雇用期間は最大で3年。定期的に更新が必要。
派遣薬剤師とパート薬剤師は賃金が違う
派遣薬剤師とパート薬剤師では、賃金の相場に違いがあります。
派遣薬剤師のほとんどがパート薬剤師に比べ高く設定されていますね。
派遣とパートの賃金が違う理由は、人材を確保する募集方法にあります。
パートやバイト薬剤師を募集するの場合、企業側が自社の広告費を使って募集します。
派遣薬剤師の場合、企業側は派遣会社に条件を伝えるだけで手軽に人員を確保が可能。
採用の手間やコスト、派遣の管理や保険の手続きは派遣会社が行ってくれるので、その分の費用が上乗せされ派遣薬剤師の賃金が高めに設定されています。
派遣薬剤師とパート薬剤師は福利厚生が違う
派遣とパートの社会保険や有給所得条件について、法律上の違いはありません。
派遣薬剤師には派遣会社が独自に用意した法定外福利厚生があるので、パートで働くよりも充実した福利厚生が受けられる傾向にあります。
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派遣薬剤師とパート薬剤師のメリット・デメリット
ここからは、薬剤師が派遣とパートで働く際のメリット・デメリットをまとめましたので参考にしてみてください。
派遣薬剤師のメリット・デメリット
【派遣薬剤師のメリット】
・残業が無い
派遣薬剤師は滅多なことが無い限り残業は発生しません。
契約を結ぶ時点で労働時間が決まっているので、残業が発生するなら派遣会社に確認を取らなければならなくなります。
理想の条件で働くことが出来るのは派遣の大きな魅了です。
・時給が高い
パートよりも派遣のほうが、時給が高めに設定されています。
派遣は企業が求める条件を満たした即戦力として働くので、その分の価値が時給として反映されています。
・問題や交渉事を対応してくれる
派遣先で問題や交渉事があれば、派遣会社があなたの代わりに対応してくれます。
それだけでなく、派遣期間が終了した後の仕事も積極的に探してくれます。
【派遣薬剤師のデメリット】
・契約期間満了の可能性がある
派遣薬剤師は労働契約の期間が決まっています。
更新が繰り返されれば働くことが出来ますが、最長で3年と決まっているため同じ環境で長く働きたいと考えるかたにはお勧めできない働き方です。
・派遣会社によって福利厚生が異なる
派遣で働く場合、派遣会社会社選びはとても重要です。
なぜなら、勤務先が同じでも派遣会社によって時給、福利厚生、研修制度も生むなど異なるからです。
派遣会社選びは慎重に行いましょう。
・契約満了したら再度仕事を探さなくてはならない。
契約社員の場合、契約満了後は再度仕事探しをしなくてはなっりません。
契約満了は最低でも30日前には通知しなければいけないので、すぐに仕事が無くなる心配はありませんが、築き上げた仕事のやり方や人間関係がリセットされてしまいます。
パート薬剤師のメリット、デメリット
【パート薬剤師のメリット】
・働き方が選べる
パート薬剤師はシフト制で働くことになるので、自分の都合に合わせた働き方が選べます。
もちろん、勤務先の環境によって必ず要望が通るわけではありませんが、来週のこの日は休みたいとか、この日は午前だけなど柔軟なシフトを組むことが可能です。
・人間関係が築きやすい
パート薬剤師は派遣薬剤師と比較すると雇用期間が決まっていないので、職場の一員として頼られることが多い存在です。
長期的に務められるので、職場になじむことが出来れば楽しく働くことできるのが最大のメリットだと思います!
・副業として働ける
パート薬剤師は働き方が選べるので、複数の仕事を掛け持ちできます。
例えばパートとして調剤薬局で働きながら、家業の自営業をしたり、本業は正社員として働いているけど、夜勤でパートとして働く場合です。(会社が副業を認めていて、管理薬剤師出ない場合に限る)
複数の仕事をうまくやりくりすることで、そこら辺の薬剤師よりもより多くの収入を得ている人がいます。
【パート薬剤師のデメリット】
・時給が低い
パート薬剤師の時給は派遣薬剤師と比較すると低いのが現状です。
忙しい時期などで薬剤師が不足すると、多少時給が高くても即戦力のある派遣薬剤師を募集しなければならないからですね。
時給にこだわるなら、パート薬剤師はお勧めできない働き方となってしまいます。
・自力で仕事を探さなければならない
派遣では働いているなら、登録した派遣会社で仕事を積極的に斡旋してくれますが、パートは自分で仕事を探さなければいけません。
・福利厚生がほとんどない
勤務先によって福利厚生制度の有無や内容は違います。
パート薬剤師なら自社の商品を割引価格で購入出来たり、会社のイベント行事に参加出来たりする場合もありますが、派遣薬剤師と比較すると福利厚生はほとんどありません。
【最後に】薬剤師の派遣とパート・・・仕事選びは家庭と仕事のバランスがとても大切
派遣とパートはメリット、デメリットがありますので、自分の環境に合った働き方を選択しましょう。
以下の3つのポイントを抑えるだけで、長期的に無理なく働けます。
- 通勤時間
- 急な休みの対応
- 残業の有無
シフト変更がしやすいパート薬剤師
決まった時間でガッツリ稼ぎたい派遣薬剤師
家事や育児をこなさなければならない主婦の方は、家庭と仕事のバランスがとても大切です。
まずは負担がかからない環境から仕事を始めてみましょう。
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派遣会社名 | 特徴 |
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