薬剤師の退職・転職理由の考え方【だれでも10分できる】

薬剤師の転職

薬剤師の退職・転職理由の考え方【だれでも5分でできる】

薬剤師の退職理由ってどのように答えたらいいの?

 

このような疑問にお答えします。

 

あなたは転職希望先の面接を受けるとします。その時、どのような退職(転職)理由を面接官に話しますか?

中途採用面接を受ける際は、必ずと言っていいほど面接官に退職(転職)理由を聞かれます。

転職する理由を聞くことによって、 「この人は自社で活躍してくれる人材か?」、「この人はすぐ辞めてしまわないか?」 という疑問がこの質問だけで解決できるからです。

 

この記事では、退職理由としてほとんどを占めるのネガティブな理由を、どのように説明すれば面接官にアピールできるかの方法が書いてあります。

 

具体例を交えた面接官に受けのいい回答方法をまとめましたので、ぜひ転職活動の参考にしてください。

この記事で解説する内容

薬剤師の退職理由についての考え方が分かる

目次

薬剤師の退職・転職理由とは?

あなたはどうして転職しようと決めたのですか

この疑問にふわっとした解答しか出来ない場合は、理想としている転職のためもっと自分を深く見つめ直す必要があります。

なぜなら、面接をクリアするどころか退職の引き留めに合い、不満を持つ今の職場にだらだらと在籍し続けなければならなくなってしまうからです。

なので、退職と転職をスムーズに行うには退職・転職理由をはっきりさせておくことが大切なのです。

では、具体的にどのような方法で退職・転職理由を考えていくのでしょうか?

その方法を説明します。

 

薬剤師の退職・転職理由を聞かれる理由

面接時に「なぜ転職しようと思ったのですか?」という質問は間違いなく聞かれる質問です。

転職=退職なので、「なぜ会社を辞めようと思ったのですか?」は同じ意味の質問になります。

では、なぜ退職理由を聞くのでしょうか?

それは、退職理由を聞くことによって面接官の一番のチェック項目である、この人は自社で活躍してくれる人材か?」、「この人はすぐ辞めてしまわないか?」の2点を簡単に確認できるからです。

下の表がエン転職で公表している、退職理由のアンケート結果となります。

退職理由のアンケート結果

エン転職から引用

例えば、退職理由の1位である「給料が低い」という理由で退職し、そこで不満だけ伝えてしまうと責任感の欠如を疑われ、面接官に悪いイメージを持たれてしまいます。

そして、面接官には「給料に不満を持つと辞めてしまう人材」というイメージをもたれ、場合によっては採用を見送られる可能性があります。

 

また、会社側が「事業拡大に伴う人材募集」とした場合、退職理由5位の「残業・休日出勤など拘束時間が長かった」という退職理由を面接官にそのまま伝えてしまうと、面接官は「忙しくなると、すぐ辞めてしまうかな?」というイメージを与えかねません。

 

このように、退職理由を聞くという単純な質問をすることによって、面接官は採用の判断材料にできるのです。

 

薬剤師の退職・転職理由の考え方

ネガティブな理由で退職した場合、面接官にはどのように伝えたらいいのでしょうか?

ネガティブな理由とは、 「給料が安い」、「残業が多い」とかの理由です。

退職・転職理由の考え方で一番簡単な方法は、ネガティブな転職理由をポジティブに変えることです。

「給料が安い」という理由で会社を辞めた場合、面接官にそのまま「給料が安かったから退職しました。」なんていったらまず採用されません。

ポイントは、「こんなに結果を出したのに、労働に見合う対価をもらえなかった。」というポジティブな話にすることです。

 

薬剤師の退職・転職理由の解答例

それでは、「給料が安い」と「残業が多い」という退職理由で具体的なポジティブ変換例を見てみましょう。


給料が安い

満足度の高い薬局を目指すため、効率の良い業務の改善や、新たに店舗内に健康コーナーを設けて売上を上げるなどの努力して参りました。しかし、会社の評価システムが機能しておらず、どんなにがんばっても大幅な昇給が見込めないことがわかりました。経営陣にも給料の評価システムについて改善を申し出ましたが、受け入れられませんでした。数年後の子供の進学に学費が必要となり、家族を持つ身として将来を考えると、このまま働き続けるのは難しいと考え、家族を養うために転職を決意致しました。

このような解答例ですと、「子供の学費」という客観的に納得できる事情と、「評価システムの改善を申し出たが、受け入れられなかった」という行動を起こしたが改善されなかったという結果は、転職を決意するのに十分説得力のある話の流れになります。


残業が多い

日中は患者様の対応に追われ、薬歴を書く時間は閉店後というのが1日の業務の流れとなっていました。同僚も同じ状況で、書かなければいけない薬歴は溜まる一方で、終電まで残業し、それでも終わらない場合は、休日に薬歴を書きに出社するという勤務が常態化していました。上司には1年間にわたり人員を増やすよう提案し続けましたが、「皆もそうしているから」という理由で受け入れられませんでした。仕事と、プライベートな時間の両立を考え、転職を決意致しました。

誰が見ても、「残業が多い」と思える具体的な理由が述べられています。周囲も同じ状況というのを伝えることで、自分の能力不足ではないことを示しています。その状況を改善するための行動も具体的であり、転職を決意するのに説得力のある話の流れです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

転職を成功させるポイントとして、まずは会社を辞めたくなった理由を真剣に考えてみてください。

そして、 退職理由がネガティブならポジティブな言い回しを変えてみてください。

「行動を起こしたが、結果的に改善されなかった。」という感じで伝えることが出来れば、自主的な行動を示すことにより、面接官に良いイメージが持たれやすくなります。

この記事が参考になり、みなさんの転職活動の成功につながればうれしいです。

 

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