【経験談】倉庫で働く薬剤師の仕事を詳しく解説

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薬剤師の転職

超ラクな転職先!倉庫で働く薬剤師の仕事を経験談交えて解説

医薬品倉庫・物流センターに勤務している薬剤師の仕事内容を知りたい!

 

この記事は実際に倉庫勤務に携わった経験談を交えてお話ししています。

 

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職業薬剤師
経歴ドラッグストア(OTC・調剤)→貿易会社→製薬メーカー
年齢30代
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薬剤師の仕事として、医薬品倉庫や物流センターでの業務があるということは、薬剤師の皆さんなら少しは耳にしたことがあるかと思います。

しかし、実際の業内容までは詳しく知っている方はあまりいないのではないでしょうか?

結論からいうと、倉庫・物流センター勤務の薬剤師の仕事はラクです。

なぜなら、メインの仕事は薬剤師が倉庫に『存在すること』が仕事だから。

定年退職後や限られた時間を働くママ薬剤師の方に超絶お勧めできる働き方となっています。

倉庫薬剤師は、ゆったりと働きたいと考えている方にはぴったりの働き方。

わたしは一回目の転職では貿易会社に転職し、医薬品原料を海外から輸入する業務や倉庫管理に関する業務に携わっていました。

最後まで読めば、医薬品倉庫・物流センターに勤務している薬剤師の仕事のすべてを理解できるようになっています。

ぜひ、参考にしてください。

未経験者でも簡単!倉庫で働く薬剤師の具体的な仕事

倉庫で働く薬剤師について

倉庫で働く薬剤師の仕事と言っても、業務内容は一概には言えません。

医薬品原料、製品、または自社倉庫、物流倉庫というように、品目や場所によって仕事の内容が変わるからですね。

しかし、倉庫での大まかな仕事はどこも書類管理と医薬品管理の2つに分けられます

それぞれ詳しく見ていきましょう!

 

書類管理

まずは「薬機法」を理解することが薬剤師の倉庫勤務について知る近道になるのでそこから説明しますね。

医薬品の管理においてすべてがGMPに沿った手順書によってで行われています。

医薬品製造業で必要な製造管理及び品質管理の基準に関する省令に「GMP」と呼ばれるものがあるからですね。

「GMP」を説明すると長ったらしくなるので省きますが、要するに「誰が、いつ作業しても、同じ品質、高い品質の製品を作るために行うべきこと」のまとめが書かれた書類。

ようは「ルールを決めて書類にする・実行する・見直す・改善する」といういう考え方です。

GMPに沿った決められた手順というのは自社で作成するものなので、倉庫業務に適した手順書というのが各社必ずあります。

手順書に沿って仕事をすればいいだけなので書類管理の仕事はとても簡単ですよ。

 

医薬品の管理

医薬品の管理も上記のGMPに沿って管理されます。

たとえば、医薬品には一定の保存条件がありますよね。

一定の保存条件というのは薬機法ではなく医薬品の承認申請の沿った保存条件のこと。

倉庫内や保管場所の温湿度を、規定された一定の値が保たれているかを毎日チェック。

そのほかにも、倉庫内が清潔に保たれているかの清掃状態をチェックしたり、昆虫相モニタリングといった害虫の対策を講じるなど品質に関わる管理を決められた手順で行います。

すべては高い品質を保つために行われる作業ですね。

他にも医薬品の在庫管理等の雑務が発生することもあります。

具体的には倉庫にある医薬品の在庫管理や検品作業と言った感じです。

製造工場から入庫があれば検品作業を行わなければいけませんし、倉庫に製品があればいずれは出荷しなければいけません。その逆もしかりです。

工場出荷時に伴う破損は結構見られるケースなので入念にチェック。

決められた手順で入庫から出庫までを管理するだけです。

とはいっても、具体的な指示は製造販売業者から来るのがほとんどなので難しいことはありませんよ。

 

間違えずに正確な数字を出納帳に入力すればいいだけです。

あくまでも倉庫薬剤師の仕事のメインは医薬品の管理なので、検品作業をするかどうかは転職した会社によって異なります。

 

医療の進歩によりGMPが求める基準は年々厳しくなっていくので、書類改訂作業が必要となる場合が多々あります。

実は5年に1回の行政指導による大きな手順の変更が求められる場合もあり、忙しさは時期によって大きなむらがあるんです。

大抵の場合、本社が行うことがほとんどかと思いますが、会社によっては書類の作成や管理を求めてくる場合もあります。

そのような場合は、高めの年収が設定されている事が多いですよ。

 

倉庫で働く薬剤師が知っておかなければならないこと

倉庫で働く薬剤師は薬機法を多少は理解しておく必要が有ります。

なぜなら、医薬品管理するための倉庫は「医薬品製造業許可」が必要だから。

医薬品製造許可を取得するためには、各製造所に薬剤師1人を置くことが法令で定められています。

国内で製造した医薬品(医薬品原料を含む)を販売・授与するためには、医薬品製造業許可が必要です。

とりあえず、製造所(工場)での医薬品製造は「医薬品製造業許可」が必要と考えてもらって大丈夫です。

この「医薬品製造業許可」には製品の製造から販売までの流れを指しているのですが、「保管」だけ行う場合の「医薬品製造業許可(包装・表示・保管区分)」というものがあります。

「医薬品製造業許可(包装・表示・保管区分)」は、「医薬品製造業許可」を取得した自社工場の敷地外で製品を保管する場合や、製造工場を持たない企業が海外などから医薬品原料を輸入して、国内の製薬メーカーに販売するための保管場所として取得されることがあります。

当然、「医薬品製造業許可(包装・表示・保管区分)」を取得するためには薬剤師を1人置かなければなりません。

倉庫で働く薬剤師は、「医薬品製造業許可(包装・表示・保管区分)」を取得した倉庫や物流センターで働くことがほとんどとなっています。

 

医薬品卸と倉庫の違い

医薬品卸と倉庫の業務内容が似ているのでよく混同されるのですが、厳密にいうと違います。

医薬品卸が営業するためには「医薬品卸売販売業」を取得しなければいけません。

管理者として営業所には薬剤師を置く必要が有りま

 

その点では、製造工場と同じですね。

 

扱える医薬品は原則としてすべての医薬品ですが、販売先は一般家庭ではなく病院や薬局、医薬品販売業者になります。

なので、医薬品卸の各営業所の倉庫にはたくさんの医薬品が在庫してある点では倉庫業務と似ています。

しかし、倉庫との仕事内容で大きく異なる点は、医薬品卸の薬剤師は薬局などの問い合わせ業務がメインとなる点です

 

よく聞く「DI業務」ともいわれますが、つまりは医薬品の情報提供です。

 

電話の相手先は薬剤師に限らず、医師や看護師などからの問い合わせがあります。

卸会社の倉庫の管理をしつつ、病院などへ出向き講習会をすることもあれば、自社の社員に向けて勉強会をすることもあります。

営業担当者の支援業務、パンフレットなどの資料作成なども行うので、倉庫業務と比較すると業務内容は多岐にわたります。

 

倉庫勤務の薬剤師がもらっている年収

倉庫勤務の薬剤師がもらっている年収についてお話しします。

正直なことを言うと、仕事内容から分かるように年収は低めの金額が設定されています。

GMP経験者で書類作成や行政対応が出来るなら年収は上がりますが、未経験なら年収400万円前後となります。

 

業務内容が比較的楽なので、残業や休日出勤することがほとんどありません。年末年始や夏休みは会社によって異なりますが、ほぼカレンダー通りに休めます。

 

だた一つの懸念材料として、倉庫となると広い土地が必要となるため、勤務場所が不便な場所になることも事実です。

しかし、都内でも働ける可能性はあります。

前職で働いていた話をすると、海外から医薬品原料を輸入する必要があり、急ぎ倉庫を確保する必要が有りました。

本社から近い場所を探していたので、都内の貸倉庫に製造業許可を取得し、薬剤師を採用したことがある経験があることから、可能性はゼロではありません。

 

倉庫求人を見つける方法

それでは、倉庫求人の見つけ方を説明します。

ハローワークで見つける

1番簡単でおススメの方法はハローワークで倉庫求人を探すことです。

倉庫勤務の薬剤師の仕事内容は、そこまで難しくないという話をしました。

正直なところ、求人になるべくお金をかけたくないというのが本音です。

パート・アルバイトとして求人を出している企業も少なくない為、トータル的にハローワークで探すのが一番簡単な方法です。

 

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魅力的な薬剤師求人をハローワークで見つける方法と成功のポイント

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参考記事【実は超簡単です】薬剤師がハローワークで転職を成功させる方法

 

しかし、ハローワークの求人に関して、1つだけ懸念点があるので注意してください。

 

転職サイトに登録して見つける

ハローワークは簡単に求人を探せる反面、求人を掲載するための「審査」がほぼ無いため、ブラック求人が掲載されてしまことがあります

倉庫勤務の薬剤師は薬機法が絡んでくるため、法令を守るしっかりとした会社に勤務することが大切です。

なので、ハローワーク求人が少し心配だなと考える方には、転職サイトに登録することをおすすめします。

 

しっかりとした企業が紹介されるので安心ですね!

 

 

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【最後に】倉庫で働く薬剤師求人はすぐ埋まる

倉庫で働く薬剤師の話をしました。

倉庫で働く薬剤師の仕事内容に高いレベルは求められないので年収はそこまで高くありませんが、薬事関連の業務経験があれば年収アップが見込まれます。

少しのパソコンスキルがあればだれでもできる仕事なので、ゆったりとした条件で働きたい薬剤師の方にはおすすめの仕事です。

一方で、求人数が少ないために、求人枠はすぐに埋まってしまう傾向にあります。

良い求人があれば迷わず応募することが、転職を成功させる大きなポイントとなります。

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