【経験談】倉庫で働く薬剤師の仕事を詳しく解説

薬剤師の転職

【経験談】倉庫で働く薬剤師の仕事を詳しく解説

医薬品倉庫・物流センターに勤務している薬剤師の仕事内容を知りたい!

 

今回は、そのような疑問にお答えします。

 

✅この記事を書いた人
まさつーさんの自己紹介

 

薬剤師の仕事として、医薬品倉庫や物流センターでの業務があるということは、薬剤師の皆さんなら少しは耳にしたことがあるかと思います。

しかし、実際の業内容までは詳しく知っている方はあまりいないのではないでしょうか?

倉庫薬剤師は、ゆったりと働きたいと考えている方にはぴったりの働き方です。

なので、定年退職した後やママ薬剤師の方にもお勧めできる働き方となっています。

わたしは一回目の転職では貿易会社に転職し、医薬品原料を海外から輸入する業務や倉庫管理に関する業務に携わっていました。

 

 

よって、今回は【経験談】倉庫勤務している薬剤師の仕事を詳しく解説」という内容で記事を書きました。

 

最後まで読めば、医薬品倉庫・物流センターに勤務している薬剤師の仕事について理解できるようになっています。

 

ぜひ、参考にしてください。

 

倉庫で働く薬剤師について

倉庫で働く薬剤師について

倉庫で働く薬剤師の仕事と言っても、業務内容は一概には言えません。

医薬品原料、製品、または自社倉庫、物流倉庫というように、品目や場所によって仕事の内容が変わります。

まずは「薬機法」を理解することが、薬剤師の倉庫勤務について知る近道になるのでそこから説明します。

 

国内で製造した医薬品(医薬品原料を含む)を販売・授与するためには、医薬品製造販売業許可及び医薬品製造業許可が必要です。

とりあえず、製造所(工場)での医薬品製造(医薬品原料含む)は「医薬品製造業許可」が必要と考えてもらって大丈夫です。

「医薬品製造業許可」を取得するためには、各製造所に薬剤師1人を置くことが法令で定められています

この「医薬品製造業許可」には製品の製造から販売までの流れを指しているのですが、「保管」だけ行う場合の「医薬品製造業許可(包装・表示・保管区分)」というものがあります。

「医薬品製造業許可(包装・表示・保管区分)」は、「医薬品製造業許可」を取得した自社工場の敷地外で製品を保管する場合や、製造工場を持たない企業が海外などから医薬品原料を輸入して、国内の製薬メーカーに販売するための保管場所として取得されることがあります。

当然、「医薬品製造業許可(包装・表示・保管区分)」を取得するためには薬剤師を1人置かなければなりません。

倉庫で働く薬剤師は、「医薬品製造業許可(包装・表示・保管区分)」を取得した倉庫や物流センターで働くことがほとんどとなっています。

 

倉庫勤務している薬剤師の具体的な仕事

「医薬品製造業許可」を取得するためには薬剤師を1人置かなければならないことを先ほど説明しました。

なので、倉庫にいることがメインの仕事となります。

とはいっても、会社側は高いお金を払って薬剤師を雇っているので何かしらの仕事をさせます。

では、倉庫で働いている薬剤師の仕事はどのような業務を行っているのでしょうか?

 

医薬品製造業で必要な製造管理及び品質管理の基準に関する省令に「GMP」と呼ばれるものがあります。

「GMP」を説明すると長ったらしくなるので省きますが、要するに「誰が、いつ作業しても、同じ品質、高い品質の製品を作るために行うべきこと」のまとめです。

その「GMP」の観点から、倉庫での仕事内容を具体的に説明します。

 

製品の品質管理

皆さんご存じの通り、医薬品には一定の保存条件があります。

倉庫内や保管場所の温湿度を、規定された一定の値が保たれているかを毎日チェックします。

そのほかにも、倉庫内が清潔に保たれているかをチェックしたり、害虫モニタリングを行い具体的な対策を講じるなどを決められた手順で行います。

 

すべては高い品質を保つために行われる作業です。

 

製品の在庫管理

倉庫に製品があれば、いずれは出荷しなければいけません。その逆もしかりです。

製造工場から入庫があれば検品作業を行わなければいけません。

工場出荷時に伴う破損は結構見られるケースなので入念にチェックします。

GMPに沿った決められた手順で、入庫から出庫までを管理します。

とはいっても、指示は製造販売業者から来るのがほとんどなので難しいことはありません

 

間違えずに正確な数字を出納帳に入力すればいいだけです。

 

手順書の作成

先ほど、「GMPに沿った決められた手順」といいましたが、この手順は自社で作成するものなので、倉庫業務に適した手順書を作成しなければいけません。

GMPは、「ルールを決めて書類にする・実行する・見直す・改善する」といういう考え方があります。

医療の進歩によりGMPが求める基準は年々厳しくなっていくので、改訂作業が必要となる場合が多々あります。

それだけでなく、5年に1回の行政の指導による大きな手順の変更が求められる場合もあり、忙しさは時期によって大きなむらがあります

大抵の場合は本社が行うことがほとんどかと思いますが、会社によっては書類の作成や管理を求めてくる場合もあります。

 

そのような場合は、高めの年収が設定されている事が多いですよ。

 

医薬品卸と倉庫の違い

医薬品卸と倉庫の業務内容が似ているのでよく混同されるのですが、厳密にいうと違います。

医薬品卸が営業するためには「医薬品卸売販売業」を取得しなければいけません。

管理者として営業所には薬剤師を置く必要が有りま

 

その点では、製造工場と同じですね。

 

扱える医薬品は原則としてすべての医薬品ですが、販売先は一般家庭ではなく病院や薬局、医薬品販売業者になります。

なので、医薬品卸の各営業所の倉庫にはたくさんの医薬品が在庫してある点では倉庫業務と似ています。

しかし、倉庫との仕事内容で大きく異なる点は、医薬品卸の薬剤師は薬局などの問い合わせ業務がメインとなる点です

 

よく聞く「DI業務」ともいわれますが、つまりは医薬品の情報提供です。

 

電話の相手先は薬剤師に限らず、医師や看護師などからの問い合わせがあります。

そのほかの業務としては、営業担当者の支援業務、パンフレットなどの資料作成などを行うので、倉庫業務と比較すると業務内容は多岐にわたります。

 

倉庫勤務の薬剤師がもらっている年収

倉庫勤務の薬剤師がもらっている年収についてお話しします。

正直なことを言うと、仕事内容から分かるように年収は低めの金額が設定されています。

GMP経験者で書類作成や行政対応が出来るなら年収は上がりますが、未経験なら年収400万円前後となります。

 

業務内容が比較的楽なので、残業や休日出勤することがほとんどありません。年末年始や夏休みは会社によって異なりますが、ほぼカレンダー通りに休めます。

 

だた一つの懸念材料として、倉庫となると広い土地が必要となるため、勤務場所が不便な場所になることも事実です。

しかし、都内でも働ける可能性はあります。

前職で働いていた話をすると、海外から医薬品原料を輸入する必要があり、急ぎ倉庫を確保する必要が有りました。

本社から近い場所を探していたので、都内の貸倉庫に製造業許可を取得し、薬剤師を採用したことがある経験があることから、可能性はゼロではありません。

 

求人を見つける方法

それでは、倉庫求人の見つけ方を説明します。

ハローワークで見つける

1番簡単でおススメの方法はハローワークで倉庫求人を探すことです。

倉庫勤務の薬剤師の仕事内容は、そこまで難しくないという話をしました。

正直なところ、求人になるべくお金をかけたくないというのが本音です。

パート・アルバイトとして求人を出している企業も少なくない為、トータル的にハローワークで探すのが一番簡単な方法です。

しかし、ハローワークの求人に関して、1つだけ懸念点があるので注意してください。

 

転職サイトに登録して見つける

ハローワークは簡単に求人を探せる反面、求人を掲載するための「審査」がほぼ無いため、ブラック求人が掲載されてしまことがあります

倉庫勤務の薬剤師は薬機法が絡んでくるため、法令を守るしっかりとした会社に勤務することが大切です。

なので、ハローワーク求人が少し心配だなと考える方には、転職サイトに登録することをおすすめします。

 

しっかりとした企業が紹介されるので安心ですね!

 

 

▼薬剤師の倉庫求人①▼

 

▼薬剤師の倉庫求人②▼

 

大手転職サイト『薬キャリ』が扱う求人を見てみても、倉庫勤務の薬剤師求人は簡単に見つかります。

倉庫勤務の求人は人気があるのですぐに枠が埋まってしまう傾向があるので、他の人よりも先手を打った転職をするなら転職サイトに登録することをおすすめします。

 

▼信頼できる転職サイトの選び方▼

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【最後に】倉庫で働く薬剤師求人はすぐ埋まる

倉庫で働く薬剤師の話をしました。

倉庫で働く薬剤師の仕事内容に高いレベルは求められないので年収はそこまで高くありませんが、薬事関連の業務経験があれば年収アップが見込まれます。

少しのパソコンスキルがあればだれでもできる仕事なので、ゆったりとした条件で働きたい薬剤師の方にはおすすめの仕事です。

一方で、求人数が少ないために、求人枠はすぐに埋まってしまう傾向にあります。

良い求人があれば迷わず応募することが、転職を成功させる大きなポイントとなります。

 

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